東京都内でパーソナルジム「BVEATS(ビーツ)」を展開するBVEATS株式会社(東京都渋谷区)は、2026年6月29日、東京地方裁判所に破産手続開始を申し立てた。東京商工リサーチによると、負債総額は約2億3,000万円。
同社代表の芦名佑介氏(SNS上での表記は芦名勇舗)が2026年7月1日にSNSへ掲載した文書によると、破産手続開始の申し立てに伴い、パーソナルジム事業の全店舗を閉鎖し、ヘルスケアコーチング事業も終了する。
報道によると、同社は、代官山・渋谷・恵比寿などに店舗を展開し、会員数は1,000人に達したとされる。オーダーメイドスーツ事業などにも事業領域を広げ、2022年11月期には売上高4億168万円を計上していた。その後、低価格ジムの展開などを背景に競争が激化し売上高が低下、2023年11月期には債務超過額が1億3,141万円に達した。2025年11月期の売上高は1億2,000万円まで減少していた。
代表の芦名氏によると、2018年の創業以来、高額なパーソナルジムが主流となる中で「月3万円で通い放題のパーソナルジム」として店舗を展開してきたものの、フィットネス業界の多様化が進む中で競争力を維持できず、会員数の減少を止められなかったと説明している。
コロナ禍以降は不採算店舗を閉鎖して事業改善を図ったが、パーソナルジム事業の売上だけでは店舗賃料や人件費を賄えない状態が続いたという。代表個人の資産売却や、個人の収益を会社に計上する対応も行ったが、会員数の減少に歯止めがかからず、事業継続が困難と判断したとしている。
代表は、事業存続を模索したことで撤退の決断が遅れたと説明し、「経営者である私の判断の甘さによるものであり、深く反省しております」とコメントしている。今後は、裁判所から選任される破産管財人の下で清算手続を進める。
BVEATS
https://www.bveats.tokyo

























