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【インタビュー】FITNESS SALONが考えるフィットネス業界の課題とは

パーソナルトレーナーの求人サイト「FITNESS SALON」 https://fitness-salon.com/

パーソナルトレーニングジムの出現から、パーソナルトレーナー採用ニーズが日本でも高まり続けている。本稿で紹介するFITNESS SALON(フィットネスサロン)」は、そうした市場背景を受け生まれたパーソナルトレーナー求人サイトの1つだ。

2019年12月にスタートしたFITNESS SALONは、元々フィットネス業態全般の求人サイトとしてスタートしたが、パーソナルトレーナー採用ニーズの強さを受け、パーソナルトレーナーに特化する形で2020年6月に生まれ変わった。現在は数十社のフィットネスクラブ/パーソナルトレーニングジムが利用しており業界でも支持が集まっている。

今回このパーソナルトレーナー求人サイトFITNESS SALONが「プライベートオファー機能の無制限利用・ゼロ円キャンペーン」をBEHIND THE FITNESSの読者限定で実施する。

そこで、FITNESS SALONをご理解いただくため、サービス誕生の経緯、そして取り組むフィットネス業界の課題についてFITNESS SALONを運営する株式会社ムジント新田社長にインタビューを実施した。

連続起業家が作るパーソナルトレーナーの求人サイト「報酬は低く、長く働けない現状を変えたい」新田社長インタビュー

FITNESS SALON運営会社、株式会社ムジント新田社長のプロフィール
1982年生まれ、静岡県浜松市出身。2005年4月にGMOサンプランニング株式会社(現GMOアドパートナーズ株式会社)に入社。求人広告の営業に従事し新人約150人中1位を獲得。その後2007年5月に株式会社ドリコムマーケティングへ転職。モバイルSEO事業部部長・きせかえシステム事業部部長・新規事業開発室・社長室採用責任者を兼任。2010年2月に株式会社えふななを創業し代表取締役に就任。2018年9月に株式会社えふななを株式会社イトクロ(東証マザーズ)へ株式譲渡。2018年8月にFITNESS SALONを運営する株式会社ムジントを設立。

―― 新田社長は元々、医学部受験予備校情報ポータルサイト「医学部予備校ガイド」を業界トップのサイトに成長させて、上場企業へ売却を成功させています。そこからフィットネスの求人に至った経緯はどのようなものだったのでしょう。

FITNESS SALONを運営している株式会社ムジントに在籍しているメンバーは全員「医学部予備校ガイド」を運営していた株式会社えふななの元メンバーなんですが、その中の1人、幸田(幸田 倫史:現えふななCWO)がえふなな時代からずっと「フィットネスのサービスを何かやりたい」と熱く言い続けていたんです。

FITNESS SALONを運営する株式会社ムジントCWOの幸田 倫史氏
株式会社ムジントCWO 幸田 倫史氏

幸田はフリーランスのフィットネスインストラクターをやっていて、国内のエアロビクスコンテストで入賞したこともあるので業界の課題感を感じていたんだと思います。

当時は「えふななで子会社作って何かやろうか」なんて話していたんですが、会社を売却することになりまして。売却後に何をやろうかと話している中で幸田の想いを形にしようということになって生まれたのがFITNESS SALONです。

―― メンバーのアイデアから生まれたサービスって良いですね。でもフィットネスのサービスというと色々ありますが、始めから求人サイトに決まっていたんでしょうか。

決まっていなかったですね。いざ「何をやる」となった時にフィットネス業界の課題って何かという話を幸田含めメンバーと話している中で求人サイトに決まっていったという流れです。

―― どんな議論がかわされたのでしょう。

一言でいうと「子供のために未来のあるサービスにしたい」「フィットネス業界をもっと活性化させたい」という話が多かったですね。

幸田が話していたフィットネス業界で働くインストラクターの課題は、そもそも収入が低いこと、そして体が資本であるがために怪我をすると収入が途絶えてしまったり安定しないことが多い。安定しないので家庭を持つタイミングで異業界に転職する人が多く、結果的に30歳くらいで辞めていく方が多いと。

フィットネス業界で働いている人は「フィットネスが好きな人」が多いのに、生活や将来のために諦めてしまう悲しい課題がありました。これは本当にもったいないことです。だからフィットネス業界に長くいられるサービスを作りたいということになったんです。

―― フリーのインストラクターとして第一線で活躍されている方が当事者として感じられている率直な課題感ですね。

そうですね。あとはスポーツ/フィットネス教育の低年齢化が進んでいる側面もあります。ダンスやスポーツなど子供の頃からフィットネスに触れ合うことが増えていますよね。

そう考えるとメディアで定期的に話題になる「子供のなりたい職業ランキング」に「フィットネスインストラクター」が入ってもいいと思うんです。でも現状は入っていない。私はランクインする価値のある職業だと思っているのですが。

―― ランクインしない理由はどうお考えなのでしょうか。

1つは憧れるスターがいないということだと思います。サッカーでも野球でもユーチューバーでも子供が認識できるスターが存在しますが、フィットネス業界にはいない。この理由に関連するのですが2つ目は「長く働けていない」という理由です。長く活躍できないとスターが生まれる可能性も少ない。

スポーツ選手は競技人生が短い代わりに報酬が高いという特徴があります。一方フィットネス業界はどうでしょうか。報酬は低く、長く働けない。これが大きな問題なんです。もちろん、ファンビジネスではないので、一概に比較できませんが、昔カリスマ美容師が流行ったように、子供が憧れる職業にする手段はあると思っています。

だから私達は「長く安心して働ける環境を整備する」ことが意義だと思っています。長く安心して働ける条件としては報酬が上がっていくことも欠かせません。FITNESS SALONをベースにフィットネス業界で働く機会を増やし、事業展開やサービス拡充によって、私達の考える理想の実現に取り組んでいくつもりです。

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