九州41店舗のクライミングジムがコロナ対策で共同クラウドファンディングを実施

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、フィットネス業界の店舗休業が続いている。取材を行っている中で各社が揃えて言うのは、店舗を営業していても予約を受けたトレーニングがキャンセルになったり、新規の会員募集は相当な低迷が続いているというものだ。

しかしながら、店舗を閉めても家賃が変わることはなく、従業員給与の支払いはまってくれない。コロナ対策融資も日本政策金融公庫の窓口が混み合っているとも聞いており、早期の対応も難しい状況があるのも事実だ。

コロナ対策にクラウドファンディングは有効か

CAMPFIREの募集画面

フィットネス業界が苦しむ中、九州各県41店舗のクライミングジムが集まって、事業継続のための資金を求めるクラウドファンディングをCAMPFIRE上にて開始した。4月25日のスタート後からわずかな期間で既に140万円以上の支援を集めている。

支援金額は5,000円、10,000円、30,000円、50,000円の4種類。4月27日17時時点では、5,000円を支払った支援者は112人、10,000円は77人、50,000円に1人となっている。

本プロジェクトのリターン内容

支援のリターンは、支援金額によって変動はあるものの、本プロジェクトのオリジナルTシャツ、トートバック、そしてこのクラウドファンディングに参加しているクライミングジムで利用できるチケットとなっている。(チケットは初回登録不要でビジターとして利用可能)

チケットは10,000円以上からのリターンとなっているが、新型コロナウイルスによる自粛期間が明けた後に見込み顧客として戻ってくる設計になっている。支援者の中には純粋なクライミングファンとして九州以外からの支援も集まっており、クライミング業界の熱量を感じることができる。

KEEP CLIMBING UNIONが本プロジェクトを主催 

本プロジェクトは、福岡県でボルダリングジム「CLIMBING AT WALL」を運営する株式会社AT WALL代表の能方聖吾氏を筆頭に3名で発足したKEEP CLIMBING UNIONが着手し、それに賛同したジムが集まって実施されている。

CAMPFIRE上のプロジェクトに対する思いには「【KEEP CLIMBING ~登り続けよう~】はこうした熱い想いが集まる場所を絶やしてはならないという志、また逆境の時にこそ皆が前向きに取り組める活動をという想いのもと、発足いたしました。」と記載している。

集まった資金は、原価を差し引いた上で参加しているクライミングジムに均等に分配される。このクラウドファンディングを応援しつつ、これをきっかけにフィットネス業界の他の業態にも波及し、1店舗でもジム存続の力になることにも期待したい。

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