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2024年4月11日 業界ニュース

暗闇ボクシング「b-monster」35分の短時間プログラムを開始、新体制で事業変革を推進

暗闇ボクシング「b-monster」は、暗闇空間で「お客様に熱狂してもらえるエンタメフィットネス」への生まれ変わりを目指し、2024年4月6日から、従来45分だったプログラムを35分に短縮した「Lite Program」を開始した。

暗闇ボクシング「b-monster」は、2024年2月にパーソナルジム「BEYONDGYM」を展開する株式会社ワールドフィットが国内事業及び商標権を買収。ワールドフィットは2024年3月時点で全国120店舗を超えるパーソナルトレーニングジム「BEYOND Life Style GYM」およびフィットネスウェアブランド「CRONOS」を9店舗運営しており、取得したb-monster事業についても変革に取り組んでいる。

「Lite Program」開発の背景として、従来のb-monsterのプログラムは、45分間で800〜1,000kcalのカロリーを消費できるプログラムを提供しており、会員が「きつい」と感じることも多かったという。こうした声を受けて開発した「Lite Program」は、35分間のより短時間で集中して取り組むことができるプログラムで、ハードな動きを一切無くす一方、b-monsterの特徴である「パフォーマーの個性」や「非日常空間」を崩さないようパフォーマーディレクターJOANAとA-ZSONが監修して作り上げた。

これ以外にも、b-monsterのパフォーマーの個性を最大限に発揮するプログラムジャンル「NEO Program」や、はじめてb-monsterを体験する初心者向けプログラム「beginner Program」など新プログラムも開始している。

「祭」プログラムの様子

「NEO Program」は「洋楽以外の音楽を使って自由にプログラムを作りたい」というパフォーマーの声から開発され、「Anime」「祭」「懐メロ」といったこれまでにない世界観のプログラム。これは非常に好評を博しており、これまで複数回開催した結果、全ての回でキャンセル待ちが発生しているという。

こうした会員の声を今後も継続的にプログラム開発やパフォーマンス改善に活かすため、2024年3月1日からは「Happy or Not」と呼ばれる満足度計測システムを導入。「Happy or Not」では、プログラムに参加した会員に、1プログラムにつき1回満足度について回答してもらい、プログラムの満足度を計測する。

回答結果を担当パフォーマーにフィードバックすることで、プログラムのさらなる顧客満足度の向上を追求する。この「Happy or Not」は、3月1日の導入から現時点まで回収率50%と高い効果を上げており、同社は「プログラムだけでなく、b-monster全体でお客様の声を一番に反映させる体制づくりを目指します」とコメントしている。

b-monster
https://www.b-monster.jp/