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2026年3月13日 フィットネス業界ニュース

愛知「岡崎竜城スイミングクラブ」新MVVを策定、創業者・大森國臣氏の精神や「コーチ心得」を整理

岡崎竜城スイミングクラブ(本社:愛知県岡崎市、代表:大森久美)は、新たにクラブの理念体系としてMVV(Mission・Vision・Value)を策定した。策定したMVVは、同社が約3年にわたり検討を重ね、これまで同クラブが大切にしてきた歴史やカルチャーを未来へつなぐ言葉としてまとめた。

岡崎竜城スイミングクラブは1973年創業のスイミングクラブ。愛知県岡崎市で2店舗、米国ダラスで1店舗を運営している。地域に根ざした水泳教育を行いながら、子どもから大人まで幅広い世代に水泳の価値を届けている。同クラブは、企業であると同時に教育の現場でもあることから、今回のMVVは会社としての姿勢、社員・スタッフの行動指針、水泳を通じた教育の考え方を包含する理念として設計した。

今回策定したミッションは「みずから未来を創造する」。この言葉には「水から」と「自ら」の二つの意味を込めており、水泳を通じて人の可能性を広げ、子どもたちや地域社会、世界の未来を創造していく存在でありたいという考えを示している。

ビジョンには「水泳を生涯のよろこびにするプロフェッショナルスイミングクラブ」を掲げる。水泳は生涯にわたって続けられるスポーツであり、スポーツとしての側面だけでなく、リハビリや健康維持、趣味としても活用できる特性があるとしている。同クラブは、専門性と教育力を兼ね備えたプロフェッショナル集団として、水泳の価値を社会に届け続けることを目指す。

コアバリューはミッションとビジョンを実現するために日々の行動で大切にすべき価値観として整理され、「誠実(Integrity)」「挑戦(Aspiration)」「包容(Acceptance)」「教育(Mutual Education)」「ユーモア(Buoyant Spirit)」の5項目を掲げた。これらの価値観は創業者・大森國臣が残した「コーチ心得」に書かれた精神をもとに整理されたもので、長年指導者の間で受け継がれてきた文化を反映しているという。

MVV制定の背景について、同社は「創業者の精神」を次の時代の言葉として整理する必要があったとしている。創業者・大森國臣が残した「コーチ心得」は長年指導者の行動指針として受け継がれてきた一方、クラブ全体の理念として体系的に整理されてこなかったことから、社内で約3年にわたり議論を重ねて今回のMVVを制定した。

左:先代・大森国臣、右:岡崎竜城スイミングクラブ 代表 大森久美氏

また、同クラブは水泳はスポーツであると同時に命を守る教育でもあるとしている。世界では年間20万人以上が溺水によって命を落としており、国連では「World Drowning Prevention Day(世界溺水防止デー)」が制定されている。一方、日本では学校教育で水泳が行われてきたものの、近年は学校水泳の実施環境が変化しているとしている。

同社代表の大森久美氏は、今回のMVV策定について「『みずから未来を創造する』というミッションのもと、水泳を通じて人の可能性を広げながら、創業者から受け継いだ精神を次の世代へとつないでいきたいと考えています。」とコメントしている。

岡崎竜城スイミングクラブ
https://www.tatsuki-sc.jp/

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