「Club Pilates」「Cyclebar」「Rumble」等の複数ブランドを展開する株式会社Wellness X Asiaは、マシンピラティススタジオ「CLUB PILATES(クラブピラティス)」の社内制度としてシンガポール留学制度を策定・開始した。
今回開始したシンガポール留学制度は、日本国内のクラブピラティスで働いているインストラクター全員が対象となり、ある程度の英語スキルは必要になるが、誰でも応募可能な制度となっている。具体的にはシンガポールで運営するClub Pilates店舗にて、約半年間現地でレッスンやセールス業務を行う内容となっている。
同社は留学制度の狙いについて「ただ業務委託としてレッスンを行うだけでなく、自身の人生を通したキャリアアップのチャンスを作ることで、仕事のやりがいを感じてもらうことを目的とした制度」としている。滞在期間中の給料、住まいなどは留学制度として保証されており、必要なビザの取得や研修もサポートされる。将来的には、シンガポールでそのまま従事する選択肢や、英語や海外での指導経験を活かして、日本で後進教育に携わっていただくことも想定しているという。
シンガポール留学制度の第1号にはIrohaさんが選ばれた。Irohaさんは、大学時代は心理学を専攻。クラブピラティス向ヶ丘遊園スタジオで採用され、その後、成城学園スタジオ・用賀スタジオ等の様々なスタジオで毎週多くのレッスンを担当し、最大で月に130レッスン以上受け持ったこともある。
応募した理由については「クラブピラティスで働きはじめてすぐのフリーランスの身でしたが、留学の情報を見た瞬間、迷いなく応募していました。英語が得意だったこともあり、海外に対してとても興味がありました。この機会を逃したら、海外に出るチャンスは今後二度とないかもしれないと思ったことが応募の一番の理由です。」と述べている。
Club Pilates
https://clubpilates.co.jp