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2025年1月20日 業界ニュース

加圧パーソナル「アロー」運営 小児向け自費リハビリ事業をスタート、東京都内・埼玉・神奈川の一部に訪問

株式会社アロー 小児向け自費リハビリ事業責任者 蓮川将司氏

加圧トレーニングパーソナルジム「アロー」の運営や、理学療法士と言語聴覚士によるインフォーマルサービスの提供を行う株式会社アロー(東京都世田谷区)は、2025年1月20日から小児向け自費リハビリ事業をスタートする。インフォーマルサービスとは、公的サービス以外の、家族や地域社会・NPO等が行う援助活動のこと。

同社が開始する小児向け自費リハビリ事業では、診断の有無や年齢に関係なく全ての子どもを対象に、期間・時間・頻度に制限なくニーズに合わせたオーダーメイドの自費リハビリを提供する。提供方法は2パターンあり、指定の場所に訪問する形と、気軽に相談だけしたい方や対面が苦手な子どもに向けたオンラインサービスがある。

同社は4つのコースを用意しており、コースはそれぞれ「体・運動コース」「ことば・学びコース」「キッズ集団体操コース」「補装具作製・調整コース」がある。「体・運動コース」では、小児専門の理学療法士が、子どもの動きを見た上で、できていること・足りないことを分析。運動発達や体の状態に合わせたトレーニングを行う。また運動指導以外にも、日常生活に即した自宅で出来る関わり方のコツも伝えていく。

左:体・運動コースの様子、右:ことば・学びコースの様子

また「キッズ集団コース」では、年少から小学校低学年までの子どもを対象に、「体幹」を使うエクササイズを提供する。理学療法士により、運動することが楽しくなる、スポーツする体作りができる、姿勢の改善などを目標に、集団体操のエクササイズを行う。

こうした運動・フィットネス関連コース以外にも、「ことば・学びコース」では、小児専門の言語聴覚士がことばの発達段階や特性、ことばの遅れの原因を評価し、ことばの練習方法や伝え方のコツ、具体的な親子間での関わり方を伝えるほか、「補装具作製・調整コース」では理学療法士が子どもの身体機能やライフスタイルなどを評価して適した補装具の提案をし、フィッティングなどの適合をチェックしながら完成まで立ち会う。

同社は、こうした小児向け自費リハビリ事業開始の背景として、保険診療内では年齢やリハビリ頻度に制限があることを指摘している。また医療機関でリハビリを受けたいと思っても、待機期間が長い、今すぐに専門家に見てもらいたい、病院や療育を卒業になってしまい不安、といった課題や悩みを保護者は抱えているという。こうした背景を受け、同社は「療育を経験しているリハビリ専門家からの支援を十分かつ身近に受けられるように、子どもの自費リハビリサービスを提供していきます。」とコメントしている。

料金は、初回体験が4,000円、60分訪問 8,500円、90分訪問 12,750円、オンライン 5,500円、集団体操 18,000円、補装具作製・調整に関しては作製・調整の立会いに要した時間分の訪問料金としている。また訪問可能エリアは東京都内全域と埼玉県、神奈川県の一部となっている。

小児向け自費リハビリ事業|株式会社アロー
https://rh-arrow.com/pediatric_rehabili/

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