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2020年10月22日 業界ニュース

テクノジム、山形市が実施する健康ポイント事業「SUKSK(スクスク)」と連携、山形市と官民連携による包括連携協定を締結

テクノジムジャパン株式会社プレスリリース

テクノジムジャパン株式会社は、山形市(山形県)、株式会社タニタヘルスリンク、株式会社ドリームゲートとともに「地方創生の推進に係る包括連携協定」を締結したと発表した。本協定は、山形市における地方創生の推進及び市民サービスの向上を目的としており、具体的には下記の内容について相互に連携し実施するとしている。

  1. 健康の保持及び増進に関すること。
  2. 高齢者の福祉の充実に関すること。
  3. 子どもたちの健やかな育成に関すること。
  4. 女性の健康問題や活躍推進に関すること。
  5. その他地方創生の推進に資すること及び市民サービスの向上に関すること。

山形市が実施する健康ポイント事業「SUKSK(スクスク)」と連携

本協定の具体的な取り組みとして、山形市健康ポイント事業「SUKSK(スクスク)」と連携し健康の保持促進や健康寿命推進のためのオンライントレーニングプログラムの提供を行う。

https://kenkopoint-suksk-city-yamagata.jp/about.html

山形市が推進する健康ポイント事業「SUKSK(スクスク)」は、専用アプリや歩数計によって運動を記録、歩いた歩数や健康診査・検診受診、イベントの参加によってポイントがたまり、特産品や商品券が当たる抽選に参加することができる。「SUKSK(スクスク)」では、法人毎に歩数ランキングなども表示され、企業で参加することで健康経営の推進も担っている。

https://kenkopoint-suksk-city-yamagata.jp/ranking.html

全国の自治体において、こうした先進的な取り組みを行う山形市とテクノジムが連携することで、健康増進を促進させる。オンライントレーニングプログラムの提供、地域の健康セミナー等のサポート、高齢者の歩行能力維持改善、転倒予防におけるトレーニングが可能なメディカルフィットネス用機器や、高齢者だけではなくあらゆる目的にも対応できる機能性を備えたファンクショナルトレーニングが可能なフィットネス機器を導入するとしている。

また小児肥満の予防にも取り組む。小児肥満に関するセミナーの開催やフレイル対策運動教室の開催などを開催する予定。またテクノジム独自のデジタルプラットフォーム「Mywellnessクラウド」を通じてトレーニングデータを蓄積、タニタヘルスリンクが管理する体組成計や活動量計等の計測データと連携、利用者へフィードバックを行う。利用者に対してはこのデータを元に効率的な運動プログラムを提供することが可能になるとしている。

自治体が負担する医療費負担の抑制含めて、市民の健康増進を推進する上で「SUKSK(スクスク)」のようなプラットフォームの存在は、民間の連携・参加を積極化させるベースとなる。

SUKSK
https://kenkopoint-suksk-city-yamagata.jp/
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