越境ヨガ事業を運営するインターディメンション株式会社(東京都港区)は、複数の投資家を引受先とするプレシードラウンドでの第三者割当増資を実施した。
インターディメンション社が運営する越境ヨガ事業「ONE OM ONE」は、サンディエゴを拠点として米国市場をターゲットにしたマンツーマンのヨガクラスを提供するプラットフォーム。米国ではマンツーマンのヨガクラスを提供する企業が少なく、選択肢は個人スタジオしかなくレッスン代は高額になるのが現状だという。一方で、ヨガに対して意欲は高い反面、年齢や身体的課題などの理由で従来のグループヨガクラスやマンツーマンクラスでは満足できていない課題が存在している。
ONE OM ONEのプラットフォームは、物価の高い米国ユーザーに対し、物価の安いアジアのヨガインストラクターがオンラインでサービス提供することで、安価なヨガのマンツーマンクラスを実現している。同社は日本・マレーシアで18年間に渡り、ヨガインストラクター及び予備軍約5,000人とのつながりを活かして同事業を構築している。
今回の資金調達では、コロプラ元米国子会社代表などを歴任した連続起業家Jikhan Jung氏や、マッチングアプリOmiaiを運営するネットマーケティング創業者の宮本邦久氏ら複数の投資家が同社に出資を行った。調達した資金は、事業拡大に向けたマーケティング強化・採用・米国でのパートナーシップ強化等に充当する。
インターディメンション代表の伊藤肇ジミー氏は、慶應義塾大学卒業後、日立製作所・ガーラ・ヨギー、ECホールディングスを経て、同社を2017年に創業した。2004年にはマレーシアでヨガ事業の立ち上げ、デジタルマーケティング業界に従事した経緯がある。また自身も幼少期から慢性腰痛を抱えていたが、パリ在住のヨガ講師によるマンツーマンヨガレッスンで改善した経験があり、ONE OM ONEをスタートするに至った。
ONE OM ONE
https://1om1.net
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