オンラインのフィットネス業界誌

Twitter Facebook
2023年7月21日 業界ニュース

業界団体のFIA「全国カラダ年齢測定」を開始、8月から加盟企業で実施

日本全国100社3,924店舗のフィットネスクラブが加盟するフィットネス産業の業界団体「一般社団法人日本フィットネス産業協会(FIA)」は、国民の健康寿命を延ばし生涯自立できるカラダづくりを普及するため「FIA全国カラダ年齢測定-フィットネス体力テスト-」を2023年8月1日から提供開始する。

FIA全国カラダ年齢測定は、文科省が実施する新体力テストを用いて、利用者が自らの身体年齢を把握し、各自に適した運動や食事のアドバイス・改善プログラムを取り入れてもらうサービス。計測する種目は、①急歩、②立ち幅とび、③握力、④上体起こし、⑤長座体前屈、⑥反復横とび、の6つとなっている。同サービスは、FIAに加盟する全国のフィットネスクラブで実施される。

FIAの発表によると、サービス開始前の2023年4月から6月までの期間で585人を対象にサービスのテストマーケティング実施、その結果、体力測定の結果と生活の充実度や睡眠の質の実感に相関性の傾向があることが確認された。また利用者アンケート(n=38人)を実施、76%の利用者から「運動のモチベーションが上がった」という反応があった。

2024年3月までに全国で2万7千人のサービス利用者数を目指しており、最終的には「全国カラダ年齢測定」を日本国民が定期的に受講し、正しい生活・運動習慣を身につけてもらうことで健康寿命を15歳延ばすことを目標としている。

サービス開始を記念して、8月2日〜4日に東京ビッグサイトで開催されるスポルテック2023に出展、無料体験会を実施する。

FIA全国カラダ年齢測定
https://fia.or.jp/tairyoku-test/