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2023年10月25日 業界ニュース

コパン新業態「COPIN Blue Gym 24」をオープン、既存店のサテライト戦略を推進

東海・近畿で総合フィットネスクラブ・スイミングスクールを展開するコパン(岐阜県)は、2023年9月20日に同社の新業態となる「COPIN Blue Gym 24(コパンブルージム24)」を岐阜県多治見市にオープンした。岐阜県多治見市内では「コパンスポーツクラブ多治見」「コパンスポーツクラブ多治見南」に続く3施設目となる。

「COPIN Blue Gym 24」は年中無休・24時間営業のフィットネスジム業態で、約72坪のテナントに有酸素運動マシンを3種類5台、筋力トレーニングマシン18種類23台、ファンクショナルエリア1ヶ所(サンドバッグ、プライオボックス、サスペンショントレーナー、 ケトルベル、ストレッチマット等)で構成される。

今回の新業態出店について、同社は「この6年で業界トレンドや競争環境が大きく変わる中、多治見店も会員獲得のためにマシンの追加や24時間営業を検討する必要が出てきた。既存店を改装して24時間対応にすることもできるが、顧客の利便性や新たな顧客の獲得を考えると、費用はかかるが近隣に別店舗として設ける方が良いと判断した。また多治見店周辺への類似業種の出店を抑止するために柔軟に対応できる砦(母店に対するサテライト店)としての機能も期待している。」とコメントしている。

コメントにもあるように、同社は岐阜県多治見市内で「コパンスポーツクラブ多治見」「コパンスポーツクラブ多治見南」を既に展開しており、特に「コパンスポーツクラブ多治見」と「COPIN Blue Gym 24」は200メートルほどの距離に位置している。そのため「COPIN Blue Gym 24」は多治見店のサテライト店として機能するか顧客の反応を見つつ、今後、既存他店への展開も検討する。

「COPIN Blue Gym 24」は完全無人で運用され(入退会は多治見店で受付、多治見店のスタッフが定期巡回・清掃)、スマホでQRコードを提示することで入退館できる。コパンスポーツクラブ多治見店を起点に運用されるため、同店舗にはロッカールーム、シャワールーム、トイレなどは設置していない。

利用については多治見店の会員になることで両店舗が利用でき、「COPIN Blue Gym 24」単体での入会は現時点で受け付けていない。単体での入会については今後の状況を見つつ検討する。2店舗のジムのみ利用する場合は月会費5,500円(税込)となり、多治見店はジムに加え、ロッカールームとシャワールームが利用可能。

コパンスポーツクラブ多治見店

今後の出店戦略については「あくまで母店に対するサテライト店としての展開を想定しているため、Blue Gym 24単体での多店舗化やFC展開は考えていない」としつつも「小型ジムも過剰供給・過当競争で経営状況が厳しくなっていくことが予想されるが、そういった環境下において、閉業するジムが出てきた際に、事業譲受や居抜きで出店していくことも検討している。」とコメントを寄せた。

COPIN Blue Gym 24
岐阜県多治見市光ケ丘二丁目37番地1 マリプラビル1階
24時間営業(年中無休)
https://blue-gym.copin.co.jp/