パーソナルジム「24/7 Workout」を展開する株式会社トゥエンティーフォーセブンは、2024年4月1日からパーソナルトレーナー養成スクール「24/7アカデミー」を開校した。
開校する「24/7アカデミー」では、最短3ヶ月でプロトレーナーとして正しい知識・経験・スキルを習得できるカリキュラムを開発、4月1日から入学生の募集を開始している。月初・希望者都度入学方式を採用しており、入学金は38.5万円、月額5.5万円の料金体験で、同社の全国89店舗で実施される。
指導は完全マンツーマンで、月1回のオンライン小テスト、月4回の実技研修（1枠2時間、合計24回）が行われる。また受講期間の6ヶ月間は65本のオンライン研修が見放題となる。修了研修を行って合格すればライセンスが発行される。
同社は今回のスクール事業の開始背景について、パーソナルトレーニング需要の高まりを受け、世の中でパーソナルジムやパーソナルトレーナー数が増加する中で、トレーニング中の事故やケガ・健康被害等のトラブルが多く報告されるようになったことを挙げる。同社のプレスリリースによると、PIO-NET（全国消費生活情報ネットワークシステム）には2017年からの約5年間にパーソナルトレーニングによる被害相談が105件も寄せられているという。
このような状況の理由として、同社はパーソナルトレーナーの質を挙げる。一般的に、無資格や未経験であっても「トレーナー」を名乗ることができる状況ではこうした事故やケガ・健康被害を防げず、国民生活センターは事業者及び行政に対し「トレーナーの質」が確保される仕組み作りを要望している。
今回のスクール開校は、そうした要望や市場課題に応える形だ。同社は「独学や他スクールでのゴールが単純に資格取得となることが多い中、24/7アカデミーではあくまで実践的・実用的なスキルの習得を重要視し、現場で活躍できるトレーナーの養成を第一に考えています。」と述べている。
24/7アカデミー
https://247xh.com/247academy
