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2024年5月24日 業界ニュース

コナミスポーツ 学校水泳授業の受託校数が2022年度から2023年度で約2倍に増加

コナミスポーツ株式会社は、学校水泳授業の受託事業の実施校が、2022年度から2023年度で約2倍に増加したと発表した。また進行中の本年度も増加する見込みとなっている。

学校水泳授業は、プール施設の老朽化による管理コストの増加や、維持管理による職員の業務負担などが課題となっているほか、学校のプール施設は屋外に設置されていることが多く、近年では温暖化による高温により授業が中止になるケースもある。

そうした課題を受け、特に総合フィットネス各社は学校水泳授業の受託を進めており、コナミスポーツ社も2020年度に専門部署を立ち上げ、全国のコナミスポーツクラブで受け入れ体制を整えた。同社は1973年の設立以来、約半世紀にわたり水泳指導を行っており、自治体や学校・子ども・保護者が安心してプールを利用・習うことができる体制が整っている。

受託事業においても、コナミスポーツクラブのスイミングスクールで展開している段階別指導カリキュラム」を利用してそれぞれのレベルにあった指導を行っているほか、「ほめる型指導」で子どものやる気を引き出す。また各学年の指導要領に基づき、木曜の泳力が達成できるように指導カリキュラムを作成している。

同社は「弊社は今後も、これまでの実績と経験を最大限に活用し、スポーツ・文化を通じて学校が抱える課題解決に取り組んでいきます。」と述べている。

コナミスポーツの学校支援
https://www.konami.com/sportsclub/ppp/school.html