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2024年10月4日 業界ニュース

コナミスポーツ 神奈川県「こどもの居場所づくりモデル創出事業」を実施、3施設を提供しスポーツ体験を提供

コナミスポーツ株式会社は、神奈川県が実施する「こどもの居場所づくりモデル創出事業」を実施する。コナミスポーツが運営しているスポーツクラブ施設を提供し、近隣のこどもたちが安心して通える「居場所」を創出する。

こどもの居場所づくりモデル創出事業は、小学校に通う児童を対象に、学校終了後の放課後の自宅以外の「居場所」を確保し、運動プログラム等を取り入れたカリキュラムの提供を行うもの。事業の背景として神奈川県が発表している内容によると、近年、地域のつながりの希薄化、少子化の進展により、こども・若者同士が遊び・育ち・学び合う機会が減り「こども・若者が地域コミュニティの中で育つ」ことが難しくなっている。本来、こどもは地域や学校など多様な場所において、様々な大人やこども同士の関わりの中で成長していくことから、こうした「こどもの居場所」を増やすため、総合型スポーツクラブ等と連携した取り組みを実施する。

今回、コナミスポーツと実施する本事業を元に企業間での可能性について模索し、モデルケースとしての検証も行う。コナミスポーツは施設内でさまざまなスポーツを提供することで、こどもが「やってみたい」ことを自主的に選択できる環境を作る。主にコナミスポーツが子ども向けスクール「運動塾」で展開しているスイミングや体操、サッカー、テニス、トランポリンなどのさまざまな種目を体験してもらう。

同社は、スポーツ体験を通してこどもたちが身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)で成長することをサポートし、地域のコミュニティづくりに貢献するとしている。

提供される施設は、コナミスポーツクラブ三ツ境、コナミスポーツクラブ橋本、コナミスポーツクラブ海老名で、提供日は各施設によって異なる。プログラムとしては、16時〜17時:児童来館、受付、各自宿題の実施、着替え、17時〜18時:スポーツ体験、18時~18時30分:着替え、帰宅準備、退館となっている。10月1日から参加者募集を開始し、小学校1年生から6年生までを対象に各回定員30名(応募者多数の場合は抽選)で募集する。

コナミスポーツ|PPP事業(公共スポーツ施設運営受託)
https://www.konami.com/sportsclub/ppp/

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