
プロテインメーカーのアルプロンは、世界シェア1位のプロテインブランド「オプチマムニュートリション」運営会社の株式会社グランビアパフォーマンスニュートリションと日本国内正規販売契約を締結したと発表した。この契約により10月からアルプロンは国内でオプチマムニュートリション製品の販売を開始する。
アルプロンは日本国内での自社製品の製造販売で培ったノウハウや、小売店やEC販売等の流通チャネルを活用し、オプチマニュートリション製品を販売する。
同社は、オプチマ製品の中でも「100% ホエイプロテイン ゴールドスタンダード」の販売にまず注力するとしている。同製品は、オプチマニュートリション製品のメイン商品であり、販売先の主要国20カ国で売上1位を獲得、プロテイン市場シェア1位の製品となっている。
同製品はグローバルで年間1,000億円以上を売り上げており、アルプロン社にとっても大きな取り組みとなる。アルプロン社が正規販売店となることで、国内倉庫に在庫を保管し発送するため配送が早くなるほか、国内でカスタマーセンターを設置し顧客のケアが細やかになる。
株式会社グランビアパフォーマンスニュートリションについて

グランビア社は、プロテインの他、アミノ酸関連スポーツドリンクや、ミルク、ホエイ、穀物等の原材料、チェダーチーズの製造販売をグローバルに行っている大手食品メーカー。
ロンドン証券取引所に上場し(証券コード:GLB)、従業員はグローバルで6,000名以上を抱える。商品の販売は130カ国で行われている。
年商4,000億円の内、1,000億円が前述したオプチマニュートリションブランドの「ゴールドスタンダード」製品で、世界のプロテイン市場のトップシェア企業となっている。
株式会社アルプロンについて

アルプロンは、2001年創業の国内プロテインメーカー。本店工場は島根県出雲市に所在し、ビギナー向けの「ライトシリーズ」一般小売店向け「トップアスリートシリーズ」 ハイスペックブランド「IZMOシリーズ」などの自社ブランド製品を展開している。

また同社についてはOEMメーカーとしてご存知の読者も多いだろう。自社工場の製造ラインを活用し、受託開発サービスも展開している。EXILEなどを抱える芸能事務所グループ企業のLDH martial artsとは、共同で「EXシリーズ」をブランド開発からOEM受託までおこなっている。
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