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2021年3月1日 分析と解説

住友ゴム ダンロップスポーツウェルネスに子会社を統合しスポーツ事業を強化

住友ゴム工業は100%子会社の㈱ダンロップスポーツウェルネス、㈱ダンロップゴルフスクール、㈱ダンロップテニススクールを2021年4月1日付けで合併すると発表した。合併は㈱ダンロップスポーツウェルネスを存続会社とし、他2社を吸収合併する。スポーツセグメント子会社を集約することで、経営効率の向上と新規サービスの創出を図るとしている。

https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2021/sri/2021_015.html

㈱ダンロップスポーツウェルネスは1990年に設立、関東を中心に全国で20以上の総合スポーツクラブ「ダンロップスポーツクラブ」を展開、受託施設も8施設と中堅規模の総合型フィットネスクラブ企業。

今回の合併で、総合スポーツクラブ事業に加え、ゴルフスクール、テニススクール運営事業を加えることになるが、同社はもともとスクール事業を展開していたため、前述の通り経営の効率化に加えスクール事業の強化も期待される。

ダンロップスポーツウェルネスの2019年12月期(第30期)決算公告を見ると、総資産6,255百万円、純資産3,253百万円、当期純利益67百万円を計上していたが、今回合併についての発表では総資産6,360百万円(前期比 105百万円増)、純資産1,572百万円(前期比 ▲1,681百万円)となっており、コロナ禍で厳しい1年であったと推測される。

住友ゴム工業:子会社間の合併に関するお知らせ
https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2021/sri/2021_015.html