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ダンロップスポーツクラブ「スマートスイミングレッスン」を導入、会員管理「PeGasus」とも連携

全国に総合スポーツクラブを21店舗展開するダンロップスポーツクラブは、スイミングスクール向けのスポーツICTソリューション「スマートスイミングレッスン」を導入開始する。スイミング業界では、5社目の導入事例となる。

スマートスイミングレッスンは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社がスイミングスクール向けに提供しているスポーツICTソリューション。2021年2月にサービスを発表して以降、ルネサンス、コナミスポーツ、ティップネス、スポーツアカデミーとスイミングスクール大手4社が既に導入している。

スマートスイミングレッスンはソニーの専用カメラをプールに設置し、子どもたちの泳いでいる様子を動画撮影。撮影した映像はレッスン中にその場で閲覧することができ、さらに進級テスト等の映像はAIが自動編集、クラウドシステムを通じて生徒一人一人のアカウントに配信することもできる。

ダンロップスポーツクラブでのスマートスイミングレッスンの導入は、2024年4月に「ダンロップスポーツクラブ 南柏店(千葉県)」から行われる。南柏店への導入を皮切りに、2024年内で12店舗、2025年には5店舗に導入し、合計17店舗への導入を予定している。

同社はスマートスイミングレッスン導入の理由として「(スマートスイミングレッスンは)お子様の自主性を育むアクティブラーニングを、スイミングレッスンに取り入れる新サービスです。IT技術を駆使した動画の活用で、お子様の『見える』『わかる』『伸びる』の好サイクルをつくり、技術向上のスピードアップとともに、お子様のやる気を育て大きな成長を促します。」と特設サイトにて会員に向け記載している。

ダンロップスポーツクラブの「スマートスイミングレッスン」導入予定店舗とスケジュール(画像:ダンロップスポーツ スマートスイミングレッスン特設ページ)

またスマートスイミングレッスンを提供しているソニーネットワークコミュニケーションズは、会員管理システム会社を重要な導入パートナーと捉え協業を加速させており、株式会社ネスティが提供する「PeGasus」とも、運用開始に向けシステム連携を進めていた。

今回のダンロップスポーツクラブへの導入は「PeGasus」とスマートスイミングレッスンのシステム連携をした上での導入第一弾スクールとなる。ダンロップスポーツクラブのスイミングスクール会員・保護者は「PeGasus」の会員専用マイページ内のメニューから「スマートスイミングレッスン」専用ページにスムーズに移動できる。

「PeGasus」を開発している株式会社ネスティは、スマートスイミングレッスンとのシステム連携について「サービス連携を通じて、国内のスイミングスクールにおけるアクティブラーニングとDXの推進をサポートし、会員・保護者様の体験価値向上とコーチ・スタッフ様の指導品質及び利便性向上、レッスン中の安全対策強化に取り組んで参ります」と述べている。

スマートスイミングレッスン公式サイト
https://ict.sonynetwork.co.jp/sports/swimming/

ダンロップスポーツクラブ スマートスイミングレッスン特設サイト
https://www.dunlopsportsclub.jp/smart_swimming/

株式会社ネスティ|システム連携プレスリリース
https://www.nesty-g.co.jp/corp/news/news_20231006/