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2022年3月23日 業界ニュース

大阪ガス、コ・ス・パ運営の「オージースポーツ」を物流大手のセンコーグループに売却

https://www.ogsports.co.jp

大阪ガス株式会社は100%子会社である株式会社オージースポーツの全株式を、センコーグル-プホールディングス株式会社に2022年7月1日付で譲渡することで合意した。

オージースポーツは、1981年の設立以降「コ・ス・パ」「FITBASE 24」「30peak」といったブランド名での直営フィットネスクラブ・スイミングスクール・テニスクラブを展開している。2022年4月現在で関西圏を中心に62施設を運営するとともに、ヘルスケア関連事業を展開している。

今回オージースポーツを買収するセンコーグループは大阪を発祥とする国内物流グループの一つで、物流事業に加えて「健康」「生活」「食」をテーマとしたライフサポート事業の拡大を図っている。具体的には、介護や老人ホーム、保育、家事代行、外食など、生活関連サービスを提供している。センコーグループの100%子会社である株式会社ブルーアースジャパンは、山梨や東京でフィットネスクラブを20施設を展開している。

大阪ガスは「Daigasグループ 中期経営計画2023」に基づいた事業ポートフォリオの見直しを進める中、オージースポーツの新たな成長を実現させるためには、ライフサポート事業に意欲的に取り組み、フィットネス分野でも実績のあるセンコーグループの全面的な支援の下で運営されることが最適と判断した。

センコーグループはオージースポーツのグループ入りで、フィットネス事業のエリア拡大や介護事業と連携した新サービスの開発など、健康を領域とする事業の拡充で人々の生活を支援するライフサポート事業の成長をさらに促進していきたいとしている。オージースポーツは、センコーのライフサポート事業の中核の一つとして、センコーの経営資源やノウハウを活用することで、更なる成長を目指したいと述べている。

オージースポーツ
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