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2022年7月20日 業界ニュース

川崎のコワーキング「新城WORK」リノベーションを行い「新城WORK FITNESS」をオープン

株式会社南荘石井事務所は、新城WORK(神奈川県川崎市)に増設する形で、自社が管理する賃貸住戸1K4部屋をフィットネスジムや会議室、フォンブースにリノベーションした。

新城WORKは、テレワークの普及により、家で集中できない、設備の整った環境ではないなど、働くにまつわる課題を解決し、暮らしをより豊かにしたいという想いから「はたらくと暮らすを豊かに」というコンセプトで2020年11月にオープン。新城WORKがあるのは、商店街にある店舗+共同住宅の2階。元々のテナントである地域に愛された中華料理店とバーが退去したことで、コワーキングスペースとしてリノベーションした。現在では、近くに住む住民をはじめとした90名近くの会員が利用している。

しかし、新城WORKの会員や地元住民から、テレワークが増えることで、運動不足になった、気分転換をしにくくなったといった、声も多く聞くようになった。そこで、新城WORKでは、「はたらくと暮らすの豊かさ」に直結する健康を増進するため施設として自社が管理する賃貸マンションの物件をさらにリノベーションし、「新城WORK FITNESS」を新設した。

新城WORK FITNESSには、本格的なマシンを揃えたランニングルーム、バイクルーム、マシンルームという3つの個室があり、レンタルプライベートジムとしての利用や、マシンルームを使ってパーソナルトレーナーに指導してもらうことも可能。新城WORKの会員はもちろん、南荘石井事務所が管理する賃貸住宅セシーズイシイの住民も利用可能な施設となっていいる。

また、リモートワークの普及によりオンライン会議が増えており、新城WORKはこれまでフォンブースを追加で設置し、多くの会員が利用している。そこで、さらに便利に利用してもらうために、賃貸マンションの物件をリノベーションし、フォンブースを増設した「新城WORK BOOTH」を新設。最近では、シェアオフィスのような形でチームで利用する方も増えてきたので、既存の会議室より大きな会議室を設け、よりチームで働きやすい環境も整えた。

新城WORK、新城WORK FITNESSの利用は、新城WORKの受付にて行う。なお、新城WORKは、初回1日無料体験ができる。

南荘石井事務所は、武蔵新城エリアで長年、賃貸住宅の提供を行ってきた。そのなかで、賃貸住宅以外の方法でのまちづくりを考えるようになり、カフェ、コワーキングスペースをオープンするほか、築50年のマンション「第六南荘」の一階を様々な店舗や施設へのリノベーションも行ってきた。そして2021年には、新城WORKを含む「武蔵新城のエリアリノベーション」が2021年度グッドデザイン賞を受賞した。

新城WORK
https://work.seses-ishii.jp/

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