全国にアミューズメントフィットネスクラブを展開するフィットイージー株式会社は、2025年6月、社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院（岐阜県羽島郡）内への出店を決定した。本施設は同社初の医療法第42条施設としてのメディカルフィットネス出店となる。
同施設は医療法第42条に基づく疾病予防運動施設として運営される予定。松波総合病院はスポーツドクター6名と理学療法士等145名を擁しており、医療連携を通した病院内でのフィットネス提供を行う。今後、指定運動療法施設として医療費控除が活用できる予定となっている。
医療法第42条施設とは、厚生労働大臣の定める基準（診療所の附置・職員・運営方法）に適した施設であり、医師の運動処方のもと、生活習慣病患者やその予備群等の方に対し、専門スタッフによる適切な運動療法等を提供する施設を指す。医師の診察や健康運動指導士等の指導を受けながら、有酸素運動等に取り組むことができる。
同施設でも、医師や専門スタッフと連携し、利用者の健康状態を考慮したオーダーメイドの運動プログラムの提供が可能となっている。持病を持っている人や、初めてフィットネスクラブを利用する人、高齢者、リハビリ目的など多岐に渡るニーズや属性に対して、より安全で効果的な運動を可能とする。また、運動データを医療記録と統合することで、患者の健康状態を包括的に管理できる。
フィットイージー社は、今後、他のエリアにおいても近隣の医療機関との提携等により、地域社会の健康促進を図っていく予定としている。
フィットイージー株式会社
https://fiteasy.jp/
