株式会社ティップネス(本部:東京都千代田区、代表取締役社長:岡部智洋)は、夏のレジャーシーズンを前に、子どもたちが水難事故から命を守る方法を学ぶ「着衣水泳体験会」を、ティップネス・キッズ全店舗で順次開催する。
警察庁生活安全局生活安全企画課「令和6年夏期における水難の概況」によると、令和6年夏期における中学生以下の水難者数は105名で、そのうち約17%にあたる18名が死亡もしくは行方不明となっており、この割合はコロナ禍にあたる令和4年を除いた過去5年間で概ね横ばいとなっている。また、プール施設の老朽化などを背景に、小中学校での水泳授業は減少傾向にあり、子どもたちが実際に水に触れその怖さを学ぶ機会も減っているという。
ティップネスでは、子どもの水難事故ゼロを目指し、2023年より着衣水泳体験会を各店にて開催している。水難事故の多くは衣服を着たままの状態で発生しており、普段は泳げる子どもでも、着衣のまま水に落ちれば歩くことも泳ぐことも容易ではないため、浮いて救助を待つことが命を守るうえで重要とされている。
着衣水泳体験会では、命を守る合いことば「ういてまて」の浸透を目指し、株式会社ジェイエスエス(JSSスイミングスクール)と共同で開発したプログラムに沿って、いざというときのための心構えから、救助の待ちかた、浮き具として利用できる物の活用方法などを体験しながら学ぶ。2025年の開催日程は、5月29日から7月31日まで、全国のティップネス・キッズ各店で順次実施される。また、5月25日と6月15日は、JSSスイミングスクールとの共同開催も予定されている。
さらに、ティップネスでは、自施設に加えて自治体や企業との連携による小中学校等での出張開催も積極的におこない、地域に着衣水泳の体験機会を提供する活動を拡大していく。そして子どもの命を守る「ういてまて」の浸透を促進していくことで、地域の健康・生活拠点としての使命を果たしていく。
ティップネス・キッズ|着衣水泳体験会
https://www.tipness.co.jp/event/clothed-swimming2025