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2021年3月8日 分析と解説

JR東系ジェクサー東北に初出店、コロナ禍でも業態/店舗開発を継続

「ジェクサー・ライトジム メトロポリタン秋田店 」店舗レイアウトイメージ図

ジェクサー等を運営するJR東日本スポーツ株式会社は、同社のコンパクト型ジム業態「ジェクサー・ライトジム メトロポリタン秋田店」を2021年5月31日にオープンすると発表した。同社としては初の東北エリア出店となる。同店舗は24時間営業型で、会費は4,378円(税込)で提供する。

ライトジム業態はこれまで吉祥寺店、新宿店、大宮店など関東を中心に展開。店舗ごとに価格を変更する業態であり関東で提供している月会費5,000円〜6,000円のレンジに比べ秋田店は安価な設定となっている。マシンにはテクノジム社を採用、ベーシックなマシンだけでなく、スミスマシン2台、パワーラック2台、ベンチプレスなどフリーウェイトエリアも設置する。

JR東日本スポーツ㈱が展開する業態(同社ウェブサイト)

JR東日本スポーツはコロナ禍においても低価格業態の「ジェクサー・ジムフラット」を開発しイオンモール柏への出店、eスポーツ施設「ジェクサー・e スポーツ ステーション」を開発するなど、業態開発と店舗開発を積極的に続けている。( 参考記事:JR東系ジェクサーが新業態「ジェクサー・ジム フラット」低価格型フィットネスクラブ市場に参入

展開する業態はフィットネスクラブから、フットサルクラブ、ゴルフスクール、リラクゼーション業態まで多岐にわたる。今回の東北エリア進出も同社の積極的な動向が見て取れる。今後、フィットネス業態の本格的な全国展開がされるのか同社の動向を注視したい。

JR東日本スポーツ株式会社
https://www.jresports.co.jp/