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2021年11月17日 分析と解説

エニタイム運営Fast Fitness Japan 東証一部へ市場変更申請、プライム市場への移行を見据える

https://fastfitnessjapan.jp

「エニタイムフィットネス」の日本マスターフランチャイジーで、現在東証マザーズに上場している株式会社Fast Fitness Japanは、東京証券取引所の新市場区分である「プライム市場」への移行を行うため、東京証券取引所第一部への市場変更申請を10月15日に行ったと発表した。現在、東証による審査対応が行われている。

2022年4月4日から稼働する東京証券取引所の新市場区分は、これまで設置されていた市場第一部(通称、東証一部)、市場第二部、マザーズ、ジャスダック スタンダード、グロースなどの市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つに集約するもの。

Fast Fitness Japanが選択したプライム市場は東証の定義によると「グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けの市場」とされており、最も上場のハードルが高い市場となっている。

フィットネス業界では「女性だけの30分フィットネス カーブス」を運営するカーブスホールディングス(東証一部)もプライム市場を選択する旨の開示をしているほか、ルネサンス(東証一部)もプライム市場への移行条件に適合している旨の開示をおこなっている。一方で「ホリデイスポーツクラブ」を運営する東祥は現在東証一部に上場しているが、新市場区分ではスタンダード市場を選択している。

株式会社Fast Fitness Japan|IR情報