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2022年9月21日 業界ニュース

カーブス、小林製薬と認知機能低下抑止の実証実験を開始

小林製薬株式会社と株式会社カーブスジャパンは、実証実験「いきいきシニアプロジェクト」を10月11日から開始する。

いきいきシニアプロジェクトは、運動習慣、認知機能、健康指標の関係性を検証する実証実験。大阪市阪南市の後援を受け、10月11日より市内健康イベントで参加者を募り、2022年11月から6ヶ月間の検証を予定している。

現在社会問題として、認知症の有病者が増加することが予測されている。認知機能低下を予防するため、兆候を早期発見し対策をすることが重要であると問題解決に取り組む小林製薬と、カーブスの思いが一致し本プロジェクトの始動に繋がった。プロジェクトを通して、社会課題の解決に向けた糸口を見つけていくことを目指す。

いきいきシニアプロジェクトでは、阪南市在住の65歳以上の女性約60名を募集。参加者を週3回「運動する」「運動しない」グループの2つに分け、3ヶ月後ごとに小林製薬の香りによる認知機能スクリーニングキット「ニンテスト」を用いた認知機能のスクリーニング、BMIなどを測定し、定期的な運動習慣と測定結果の関係性を検証する。

運動するグループには、カーブスのサーキットトレーニングを週3回のペースで実施する予定。12種類の筋力トレーニングと有酸素運動を30秒ずつ交互に行い、サーキットを2周した後にストレッチを行う。カーブスのサーキットトレーニングは、東北大学加齢医学研究所川島隆太研究室との共同研究で、認知機能の改善に効果があると実証されている。

小林製薬株式会社
https://www.kobayashi.co.jp