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2023年8月22日 業界ニュース

会員数が業界1位になった「chocoZAP」がインフォグラフィックスを公開

RIZAP株式会社が展開するコンビニジム「chocoZAP(ちょこざっぷ)」は、2023年8月15日に会員数が80万人を突破し、2023年6月末時点のエニタイムフィットネス会員数78万人を超えて業界1位となった。同社はこれを記念してちょこざっぷ事業のインフォグラフィックスを公開した。

公開されたインフォグラフィックスで会員構成を見ると、一般的なフィットネスジムは男性の利用が多い傾向にあると言われている反面、ちょこざっぷは女性会員が52%でやや多い状況となっている。同社はこの状況について、セルフエステや脱毛マシンを設置したことが女性会員の獲得に寄与したとしている。

また年齢別のデータを見ると20〜30代の女性が最多となっており、それ以外にも多様な年齢層に利用されていることがわかる。総合フィットネスなど業界大手フィットネスの客層が50〜70代の会員を中心に構成されていることを考えると、明確に差別化されていることがわかる。

会員の利用目的に関する調査データを見ると「美容」と「体力づくり」がそれぞれ48%となっており、特に美容の項目を見ると「セルフエステ」や「セルフ脱毛」目的の利用が回答の上位となっており、これもフィットネス業界においては稀有な事例となっている。

次に会員の利用頻度に関するデータを見ると、会員の80%が週1回以上ちょこざっぷを利用している。よく使われている時間帯は「仕事後の帰宅途中」や「帰宅後」となっており、19時~21時(26%)や16時~18時(17%)が最多となっているようだ。

運営面に関するデータも公開されており、ちょこざっぷにおけるマシン故障率のデータもインフォグラフィックスにされている。チョコザップのマシン故障率は、基本的に1%台で推移している。2023年5月においては発注した海外からの交換用機材の納品遅れが発生したことで一時的に7.2%に上昇した。

同社はこのタイミングで修理対応のオペレーションを改善に着手。全国各地のRIZAPトレーナーによる即時修理対応、マシンメンテナンス・修理対応のパートナー企業の拡大を実施し、8月31日時点では再び1%未満に改善が進み、今後は故障から48時間以内に修理を完了させる体制の整備を進めている。

その他のインフォグラフィックスは以下の通り。

chocoZAP
https://chocozap.jp/