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2024年3月6日 業界ニュース

ルネサンス 神奈川県大和市と協定締結、大和駅近くの店舗を災害時に帰宅困難者へ提供

左:大和市 古谷田 力(つとむ)市長、右:株式会社ルネサンス 代表取締役社長執行役員 岡本 利治氏

株式会社ルネサンスは、神奈川県大和市と「災害時における帰宅困難者の受入に関する協定」を締結した。本協定を通して、双方の連携と協力により災害時の地域住民への支援と一層の日常の地域貢献に取り組む。

本協定の背景として、同市内の中心部に位置する「大和駅」は小田急線と相模鉄道が乗り入れており多くの乗降客が利用しているが、災害時や鉄道の突発的な運休などが発生した場合、多くの帰宅困難者が発生することが予想されている。一方で、大和駅周辺には公共の施設の数が限られており、大和駅で帰宅困難者が発生した場合の、受け入れ施設確保が大和市として課題となっている。

ルネサンスは2006年から大和市内で「スポーツクラブ ルネサンス 大和24」を18年間運営しており、同施設は大和駅から徒歩3分の場所に位置している。大和市の帰宅困難者受け入れの課題を受け、同施設を一時滞在施設として提供することが、ルネサンスとしても地域に貢献できる取り組みであると考え、今回の協定締結に至った。

本協定による具体的な取り組みは、一時滞在施設として可能な範囲で施設を提供するほか、帰宅困難者に対して、水道水・トイレ及び入浴施設・(必要に応じて)施設の備品・備蓄物資・災害に関する情報や公共交通機関の運行情報及び道路情報等を提供する。また災害時等のエコノミークラス症候群を防ぐための運動支援も実施する。

ルネサンスは、災害時の施設活用に関する協定締結を全国の各自治体と進めており、今回協定を締結した神奈川県大和市と同様の内容で、岐阜県本巣市や福岡県福岡市とも協定を締結している。

株式会社ルネサンス
https://www.s-renaissance.co.jp/