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2020年8月31日 業界ニュース

東急オアシスが少人数制のヨガ/ピラティスレッスンを開始、法人への派遣にも対応

引用:株式会社東急スポーツオアシス プレスリリース

東急スポーツオアシスは、新型コロナウイルス感染拡大など昨今の市況環境を受け、少人数制のヨガ・ピラティスレッスンを開始すると発表した。また法人への派遣も行う予定で、市場環境の変化を受けた業態開発が進みそうだ。

新型コロナウイルス感染拡大を受けた少人数制の業態開発ではあるが、少人数制であるがゆえのメリットもあるとしている。1〜3名でのレッスンであるため、通常のレッスンと異なり周りの受講生に合わせる必要がなく、受講者の身体の状態や目的に合わせた指導、無理のないヨガ・ピラティスが行えると強調する。

またヨガ・ピラティスの初心者にとっては周りの目を気にする必要がないため、同社にとっても新規の会員獲得につながりそうだ。レッスンは東急スポーツオアシスのウェブから予約を行い受講することができる。

実施場所は東急スポーツオアシスの既存店舗内で行う予定で、1名〜3名に対して専属の講師がヨガ・ピラティスのレッスンを行う。同社にはインストラクターが約200名所属しており、法人への派遣にも対応する。

レッスン価格は参加人数によって変動するが、1レッスン3,600円〜6,000円と少し割高な設定となっている。

東急スポーツオアシス店舗会員の月会費は(店舗によって異なるが)約5,000円前後〜、エリア会員になると15,000円前後の月会費となる。同社は「女性限定空中ヨガプラン」なども従来から提供しており、そのプランは心斎橋EAST 24Plus店だと月14,300円の価格設定だ。

それと比較すれば、今回の少人数制レッスンは講師1名で1レッスン(60分)6,000円〜1万円弱の売上となるため、営業効率/生産性は低くないだろう。

直近、実店舗での個別指導ヨガ・ピラティス業態が個人店、中小規模のフィットネス事業者を中心に増えていたが、大手の参入によって更に活況になりそうだ。

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